比較

KLA vs Lam Research:2026年9月期決算比較

2026年9月までの四半期決算をKLAとLam Researchで比較。売上高、純利益、EPS、キャッシュフロー、次四半期ガイダンスに加え、半導体装置サプライチェーンにおける両社の位置づけの違いを解説。

一句话总结

KLA(2026年10月28日)とLam Research(2026年10月21日)が2026年9月までの四半期決算を発表。Lamは売上高82.19億ドルで前年同期比54%増、KLAは41.36億ドルで同28.9%増。両社ともAIによる先端プロセス・HBM・先端パッケージ拡張を示す。

対象企業 ​

  • KLA:プロセスコントロール(計測・欠陥検査)装置の世界リーダー。2027会計年度第1四半期(2026年9月30日まで)を2026年10月28日に発表。
  • Lam Research:成膜・エッチング装置の世界リーダー。2027会計年度第1四半期(2026年9月27日まで)を2026年10月21日に発表。
  • 両社の四半期はほぼ一致し、同一口径で比較できる。

主要パラメータ比較 ​

指標KLALam Research
対象四半期2027年度Q1(2026-09-30まで)2027年度Q1(2026-09-27まで)
発表日2026年10月28日2026年10月21日
事業領域プロセスコントロール(計測/検査)成膜とエッチング
売上高41.36億ドル82.19億ドル
売上高前年比+28.9%+54%
売上高前期比非公表+22%
純利益15.49億ドル27.53億ドル
GAAP希薄化後EPS1.18ドル2.19ドル
非GAAP EPS1.22ドル2.20ドル
売上総利益率非公表52.3%(GAAP)
営業キャッシュフロー15.3億ドル35億ドル
次四半期売上高ガイダンス47億±2億ドル86億±4億ドル
次四半期非GAAP EPS1.44±0.11ドル2.33±0.15ドル

主な違い ​

  • 規模と成長:Lamの売上高はKLAの約2倍、成長率(54%)もKLA(28.9%)を大きく上回る。KLAは10四半期連続の増収と説明。
  • 利益の質:両社ともGAAP EPSは増収と整合。KLAのFCFマージンは32.3%、Lamは当四半期に10.2億ドルを自社株買いし、四半期配当を0.26ドルから0.33ドルに増額。
  • 時間外の株価反応:KLAは約3.2%上昇。Lamは一時6%〜10%下落。智通財経はプリント基板(PCB)とモジュール部品(MFC)のサプライチェーン制約による納期懸念と報じた。
  • バリューチェーン上の位置:KLAは歩留まり管理、Lamは薄膜成膜・エッチングを担当。ともにHBM拡張と先端パッケージ投資の恩恵を受けるが、弾力性と受注見通しに差がある。

選び方(リサーチ視点) ​

  • AI設備投資サイクルを追う投資家は、KLAを「プロセスコントロール弾力株」、Lamを「設備拡張株」と位置づけられる。両社とも次四半期の高成長ガイダンス(KLAは前年比約42.5%増を暗示)。
  • サプライチェーン情報の突き合わせが有効。LamのPCB/MFC制約とKLAのリードタイムは、次回以降の決算説明会の重要トピック。

出典と参考 ​